今後介護業界に挑戦したい人に知ってほしい事

超高齢社会に突入した昨今、介護士の需要は高まっている。
働きたい人にとっては介護職に興味を持っている方もいるのではないだろうか。
そこで今回は、介護職を始めたい人に知ってほしい初心者の心構えを紹介したいと思う。

介護の仕事でまず大切なのは、利用者に対する接し方だ。
利用者のために介護士がいることを忘れてはいけない。
利用者にとっては、施設を終の棲み家とする人も多いだろう。
しかし、孤独感、虚しさ、寂しさ、不安といった心細さを感じている利用者は少なくない。
そこで介護士に求められるのが、傾聴、受容、共感である。
利用者の話を傾聴し、その気持ちを受容し、気持ちに共感するのだ。
介護という初めての仕事に戸惑い、利用者にどう話しかけていいかわからない人もいるだろう。
そんなときでも相手の気持ちに寄り添い、受け止めることが大切であり、あなたの介護士としての第一歩となるだろう。

そして次に重要なのが、他の職員とのチームワークである。
特養やグループホームなどの施設で働く場合、当然人間関係はつきものである。
単独ではなく、チームで働いていることを忘れてはいけない。
お互いがフォローしあって業務を行っていることを肝に命じておくことだ。
それだけで何倍もスムーズに業務は捗るだろう。

誰もが、最初は初心者である。
厳しいことがあったり、理想とは違う壁にぶち当たることもあるだろう。
しかし、介護職を続ける中で自分のやり方やコツを取得していってほしいと思う。